近江鉄道 近江鉄道本線

近江鉄道の近江鉄道本線をご存知ですか。
近江鉄道の近江鉄道本線について詳しく紹介します。

近江鉄道の主な駅と、駅周辺をお知らせします。近江鉄道の沿線には決して有名な観光地や特別大きな工場がありません。それでも近江鉄道沿線に少しづつフジテックや京セラなどの会社が進出しています。


近米原駅・フジテック前駅

米原駅
近江鉄道の米原駅は、駅周辺の整備工事に伴い200768日始発よりJR東口駅舎に隣接する場所に移転し、線路も駅手前の約1600m部分についてJR東海道本線下り本線沿いに移設されたが、営業キロの変更は行われていない。現在の駅舎はJR駅舎改築完成までの仮設のもので、ホームは頭端式12線となっている。移設工事のため61日〜7日の間は米原〜フジテック前間がバス代行となった。なお、1998年のJR駅縮小前はJRの駅と隣り合っており、JR東口改札から階段を上がり旧1番ホーム経由で入るようになっていた。JR東口の移設後は完全に分離され、駅前広場を挟んで向かい合う形となっていた。駅舎は以前のままの二階建てで入り口が二階部分にあったため、駅前とは階段でつながっていた。

フジテック前駅
単式ホーム11線の駅。ホームは全長45m3両編成分の長さがある。駅舎は木造。駅員配置は平日の朝のみ。フジテック本社 :駅西方600m200643日に大阪府茨木市から移転。高さ170mのエレベーター研究塔がある。エレベーター大手製造会社のフジテックの本社が同社滋賀製作所のある彦根市に移転して来るのに伴い建設された。総工費5400万円のうち駅舎分の4000万円をフジテックが負担し、残りの1400万円で彦根市がトイレと駐輪場を整備した。2006年(平成18年)318 開業。

近鳥居本駅・彦根駅

鳥居本駅
島式ホーム12線の地上駅。現在は終日無人駅となっている。駅舎とは、ホーム南端の構内踏切でつながる。ホーム上には古い待合室がある。駅舎は開業時からのもので、独特の外見を持つ洋風建築。第4回近畿の駅百選に選定された。あまり知られていないが請願駅である。当駅建設に当たり鳥居本村(当時)より用地提供が行われた。2007年(平成19年)323日夜よりコンサート(連続演奏)でギネス記録に挑戦が開催された。彦根市のピアノ教師寺村邦子氏の企画によるもので、彦根城築城400年祭のイベントでもあった。2001年にカナダで達成された181時間の世界記録を破る182時間を2007331日午前10時に達成。ラストの演奏は寺村邦子氏・寺村なお氏の親子が美しく青きドナウ等をピアノで連弾した。

彦根駅
島式ホーム12線の地上駅である。近江鉄道の改札口付近には、自動券売機があるが、自動改札はないので、購入した切符は、駅員に見せる必要がある。かつては、国鉄下りホーム(2番のりば)に面して近江鉄道の上りホームがある相対式であったが、橋上化の際改札を国鉄と分離したため新たに下り側のホームを整備し、島式としたものである。車両基地が隣接しており、旧式電気機関車ED14、旧式電車などが多数保存されている。彦根城築城400年祭の一環として、同祭開催期間中の金曜日・土曜日・日曜日・祝日とゴールデンウィークには一部が「近江鉄道ミュージアム」として公開されている。また、住友セメント(現・住友大阪セメント)への専用線が1988年まであった。

豊郷駅〜貴生川駅

豊郷駅
相対式22番線の地上駅。朝のみ駅員が配置される。現在の駅舎は3代目である。コミュニティハウスを併設している。1898年(明治31年)611 開業。切符でユニークなのは豊愛きっぷで、豊郷駅と愛知川駅の往復切符にびん細工手毬ストラップがついた恋愛成就のお守りになります。

五箇荘駅
相対式22線の無人駅である。米原方面ホームに隣接して駅舎があり、貴生川方面ホームの外側には使われていない側線があり、駅の貴生川寄りに引込み線がある。この引込み線の終点は近江鉄道のバラスト積み込み所があるが、そこまでの線路はめったに使われないので、近所の子供たちの遊び場となっている。 駅のすぐ南を東海道新幹線が通る。 駅舎は東近江市シルバー人材センター五箇荘事業所が併設されており、レンタサイクルの貸し出しを行っている。また、駅前からは東近江市が近江タクシー湖東に委託して運行している乗り合いタクシー「ちょこっと号」の五箇荘循環線が運行されている。なお、乗車時には事前に予約する必要がある。1898(明治31)724 小幡駅として開業。 1910(明治43) 五箇荘駅に改称。

八日市駅
乗り場は駅舎に隣接した単式ホーム1面と島式2面の3線構造で単式ホーム側から123番のりばとなっている。また、単式ホームと島式ホームの間に中線が、島式ホームの外側と米原方に側線がある。終日有人駅。ホームは跨線橋で駅舎と繋がっている。駅舎は近江鉄道の中で最も大きく、近代的な作りである。近江鉄道にしては数少ない、電光式の列車発着表示器が改札口頭上に存在する。1898年(明治31年)724 開業。1946年(昭和21年)11 八日市線 八日市〜新八日市間が開業し、同線との乗換駅となる。 1回近畿の駅百選に選定されている。 サイクルトレインが走っているが、近江八幡駅へ行く電車には乗せられない。(ただし、日野、貴生川、米原へ行く電車には乗せられる。) 隣の新八日市駅と500mという距離が設定されているが、当駅と新八日市駅の場内信号は駅南側の踏切を挟んでで向かい合っている。 当駅構内配線の都合上、当駅始発・終着の列車は踏切を支障する。そのため北側の踏切には[[入替中]表示が、南側の踏切には『この踏切は本数が多いため-』といった旨の看板が立っている。

大学前駅
11線の無人駅である。滋賀文化短期大学があり駅から少し離れたところに住宅地がある。1990年(平成2年)329 開業。

京セラ前駅

京セラ滋賀蒲生工場が駅東側にあるほか、東方に京セラ滋賀八日市工場などがある布引工業団地がある。駅前には民家はほとんどない。

日野駅
相対式ホーム23線の地上駅。構内踏切がある。駅舎は開業以来のもの。近江鉄道の主要駅の一つであり、終日有人駅。当駅終点の電車も運行されている。1986年〜1996年に八日市以南がレールバス(LE10形)での運行となっていた頃は、当駅にレールバスの基地があった。1900年(明治33年)101 八日市〜日野間の開通に伴い設置。

水口松尾駅
駅舎は無く、簡単なベンチの雨避けが入口の駅名表示板を兼ねている。1989年(平成元年)45 開業。エホバの証人の水口文化ホールが近くにあるので、旧水口町同宗教団体との請願駅として開設された。

水口石橋駅
11線の地上駅で、小さな駅舎がある。終日無人。駅の近くに線路の下を通りぬける地下道があったが、現在は埋め立てられている。ホームが大きく曲がっているため、車内放送では「電車と、ホームの間が、広く開いているところがあります。降りる方は、お足元に注意してお降りください。」と流れる。1957年(昭和32年)81 開業。

貴生川駅(きぶかわえき)
島式12線のホームを持つ地上駅。JR橋上駅舎の改札外の自由通路から、ホーム端にある独自の改札口へ階段で繋がっている。


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